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中小企業診断士受験生の備忘録 改め 中小企業診断士の自分用メモ

「出題の趣旨」は意外と使える?

本日、平成25年度中小企業診断士試験第2次試験の最終合格者統計資料出題の趣旨が発表された。これで、今年の試験に関する大本営発表は終了となる。

 

実際に受験してみるまでは、「出題の趣旨」と言っても何だか木で鼻をくくったような説明振りだし、大して参考にならないという印象だったが、不合格となった後に何らかの手がかりを求めて読んでみると、意外とヒントが隠れているのではないかという気がする(とくに事例1と事例2)。

 

以下に、気になった部分を抜粋したので、できれば年内には今回発表された「公式見解」を元にした分析を行って、今年の試験についての一つの区切りとしたい。

 

↓ 「出題の趣旨」の中で気になった(ヒントが隠れていると思った)表現

 

1-1-1「具体的施策」「現行の取扱商品や既存顧客との関係の点から」
1-1-2「効率的な経営管理体制」
1-2-2「モチベーションを今後も維持していくための具体的施策」「非経済的インセンティブの点から」
1-3  「どのような役割を期待していると考えられるか」

 

2-1  「継続的な顧客の維持に成功してきた複数の要因」
2-2  「パッケージとシールを有効に活用し」
2-3-1「B社から見たブランドレベルの」
2-3-2「Yスーパーから見た部門・カテゴリーレベルの」
2-4-1「収益構造変化に関する注意点を整理し、マーケティングにおける対策を」

 

3-1-1「C社と競合する企業の現状を把握し」

 

4-3  「品質に関するリスクをプロセス別に4つの原価概念に分類し」

 

事例3や事例4は、必要なことは設問文に明示していると言わんばかりで、ほとんど参考にならない気もするのだが、事例1と事例2は、設問解釈の段階に最初の分岐点があるのでは?と思えるくらい示唆に富んだ内容となっている。

 

詳細は後日検討して記載したい。