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中小企業診断士受験生の備忘録 改め 中小企業診断士の自分用メモ

学習計画のイメージ

二次試験敗退後、このブログを開設したことも含め、敗因の分析と受験校情報の収集を行ってきた。

試験勉強そのものをまったく行っていないわけでもないのだが、この一ヶ月弱の間、重点を置いてきたのは、いわば「勉強法の勉強」ということになる。

ここに時間をかけすぎるのはよくないことはよく分かっているので、そろそろ具体的な学習計画を立案して実行する必要がある。

 

この「立案」して「実行」というところが重要で、一次試験に成功した要因は、ラフではあるものの予め決めた学習順序・内容を微調整を加えつつやり遂げたことにある。二次試験ではそれができなかったのがマズかった。

 

一次試験では、特に深い考えもなく、TACの「スピテキ」「スピ問」「過去問」を使用することとし、これらをとにかく終わらせるというのが基本計画であり、曲がりなりにもそれは完遂した。

二次試験では、一次試験終了後あまり時間がなかったこともあり、正直これと言ってやり遂げたと言えるようなものはなく、ほぼ無勉といってもいい状態で試験に臨み、あえなく敗退した(以前に書いたとおり、模試の成績がものすごくよかったことが、勉強不足を正当化して、ますます何も事前準備をしなくなったというのもある)。

 

今年の二次試験経験を終えて確実に言えるのは、「一次試験以上に、模試と本試験は別物である」ということである。従って、教材は「過去問」が中心になる。また、正解が発表されない以上、複数の再現答案(協会の評価付き)を分析するプロセスが重要であり、それを考えると「ふぞろい」シリーズも(分析結果を鵜呑みにするのではなく、分析のための再現答案集として)必須教材と言えるかもしれない。

 

今回の二次試験問題についても、いまだに「ああでもない、こうでもない」と自分の中で振り返ることも多く、学習材料としてはこれ以上のものはないと思っている。それだけに、早い時期に初見で制限時間内に解いてみた上で、その後じっくりと時間をかけて、他人の再現答案との差異を分析したり、時間をおいて解き直してみたりといった活用をするのがよさそうだ。

最大で7年分(ふぞろいが今年の分まで刊行されると7年分になるから)を学習するとして、最新年度は実際に受験済だから、過年度分として4×6=24事例を解くことになる。

ひたすら解くことに集中すれば、1事例80分なので、1月中に終わらせることも十分に可能だが、その都度簡単な復習をして新たな気づきを取り入れていくこと等を考えると、一巡目の大ざっぱなイメージとては3月いっぱいに終わらせるようなスケジュールになるだろうか。

 

模試については、経済的な負担もあるし、本試験に向けた判断材料としてはあまり役に立たないと思われるので難しいところだが、今年はTACの最終のもの一回しか受けなかったので、来年は早い時期に開催されるものの中から複数受けてみて活用方法を考えたい。

 

受験校の活用については検討中だが、今のところ考えられるメリットとしては、

・(うまくすれば)意識の高い受験仲間ができる

・(うまくすれば)演習問題レベルだが他の受講生の(再現答案ではなく)ガチの答案を見せてもらえる

・(うまくすれば)過去問分析系の講義について、その受験校が集めた再現答案に基づく知見が得られる

といったところか。

いずれも、(うまくすれば)と注意書きしてあるところがミソで、一気に大金を投じるにはなかなかリスクがあるという気もする。

 

このブログも一ヶ月弱継続し、毎日何かしらを書き続けることで、少しずつ見えてきたこともある。明日は大晦日ということもあり、ここまでの記事を少し整理した内容を書いてみたい。