再現答案作成練習(MMC第1回模試事例1)
日曜日の模試終了後は、模試とはいえ何となく解放感があり、飲みに行ってしまったので、当日中の再現答案作成はできなかった。
模試なのに「再現答案?」と思う向きもあるかもしれない。模試では、答案は添削して返却されるし、すぐに復習がしたければ試験終了時に答案を撮影することも認められている(すべての模試でそうなのかはわからないが)。
今回、再現答案の作成にチャレンジしようと思ったのは、主に、
・再現答案がどの程度正確に作成できるか=思考プロセスが確立しているかの検証
・当ブログのネタ(笑)
のためである。
後者はともかくとして、前者については、実際の答案が返却される模試だからこそ可能な試みと言え、自分でも再現答案と実物との比較が楽しみである。
と偉そうなことを言っておきながら、当日中に再現しなかったために中々苦労しており、昨年の本試験よりは再現率は低くなりそうだ。
とりあえず、事例1の再現答案を晒しておく。
第1問
(設問1)
顧客別売上構成を是正することで、経営上の
リスクを分散するためである。Q社への依存
度が高い現状では、取引上のトラブルや、取
引条件の変更等に左右されやすく、経営が安
定しないという問題がある。
(設問2)
安全性と味の良さを前面に押し出した差別化
集中戦略を採用し、価格競争が激化しやすい
スーパーマーケットから、専門店や高級飲食
店にシフトする。高付加価値商品の開発に注
力し、収益性を改善する。
第2問
メリットは、迅速な意思決定や早期からの後
継者養成が可能なことである。デメリットは、
管理体制が整備されにくく、ワンマン経営が
社員の反発を生むおそれがあることである。
第3問
(設問1)
不確実性が高い事業に増員を伴う新規参入を
行うことにより、①当面の業績低迷によるさ
らなる給与の低下、②新規採用者への権限の
集中を予想する従業員の増加が懸念されるか
らである。
(設問2)
経営者自らが事業拡大の必要性を説明すると
ともに、公平な人事制度を導入する。新規事
業は短期よりは中長期的な成長を目的として
いることから、単年度業績に偏重せず、新し
いチャレンジや安全への取り組みを評価する。
第4問
新規事業に関して、経験者が有するノウハウ
を蓄積、マニュアル化して全社的に共有する
教育体制を構築する。食品事業にとって重要
な衛生管理について、情報システムの導入に
より効率的な管理体制を構築する。