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中小企業診断士受験生の備忘録 改め 中小企業診断士の自分用メモ

今年の一次試験はどうなる?

(以下、無責任な予測であることをご了承ください。)

 

昨年の一次試験は経済の驚異的難化(4点加点措置にもかかわらず科目合格率2.1%)につきたと言えます。経済は一昨年の科目合格率が24.8%とかなり高かったので、昨年は科目免除で臨んだ人も多かったと思われますが、経済免除とそうでない人とでは、一次の合格率にかなり差が付いたのではないでしょうか。これだけ難しいと、一科目平均60点の壁はクリアしたのに、経済が40点に満たず足切りを食らった人も多数いたことが予想されます。

 

昨年の一次合格率は21.7%で、それほど低かったわけではないですが、上述の経済受験要否による有利不利が原因で、H25年度から受験開始した人の合格率はかなり低かった可能性があります。また、それらの受験生の多くは今年も経済にチャレンジが必要となりますので、今年の経済の受験者数は相当多くなるかもしれないですね。

 

また、H25年に一次全科目一発通過できた人が例年より少ないとすると、今年の受験者総数自体も(再チャレンジ率や新規参入数が従来と変わらないとすると)増加する可能性が高いですね。その場合、二次試験の採点キャパシティ等を考えると、合格率は低めになるように=問題は難しめになるように設定してくることが予想されます。

 

とはいえ、二年連続で難化(経済)や易化の後の極端な難化(財務や情報)は批判が強くなることが懸念されるでしょうから、はっきりと難化するとしたら残り4科目(経営、運営、法務、中小)でしょう。もっとも、経済ほど極端ではないにせよ、経営と運営もH25はかなり難しかったと言えるため、H25との比較において言えば、法務と中小が難化注意!と予想します。

 

初日でしっかり貯金を作った上で、一夜漬けで二日目の暗記科目でワンマークでも多くの正解をめざしたいですね。