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中小企業診断士受験生の備忘録 改め 中小企業診断士の自分用メモ

一次試験から勝手に二次試験出題予想~MBI~(事例1&4)

二次試験対策では俄然「2014年版」白書が大切になってくる(と思う)。

 

とはいえ、史上最大ボリュームと言われる今回の白書を全部熟読する時間はなく、パラパラと眺めながら、一次試験の出題も参考にして「これは要注意」と思われるテーマを探すと、「第三者承継」が私のアンテナにヒットした。

 

今年の企業経営理論第4問で以下の問題が出ている。

 

A 社は、現社長が高齢化したために、家族や親族以外の者への事業承継を MBI
(management buy-in)によって行うことを検討している。MBI に関する記述とし
て、最も適切なものはどれか。
ア 現社長と役員は、投資ファンドから資金を調達し、現経営陣を支援してもら
う。
イ 現社長は、社外の第三者に自社株式を買い取らせ、経営を引き継いでもらう。
ウ 現社長は、投資ファンドに自社株式を買い取ってもらい、経営を外部から監視
してもらう。
エ 現社長は、長く勤めた営業部長に自社株式を買い取らせず、経営を引き継いで
もらう。
オ 現社長は、長く勤めた営業部長や経理課長に自社株式を買い取らせ、営業部長
に経営を引き継いでもらう。

 

MBIだから、事例との関連性で言うと、事例1か事例4ということになる。

 

事業承継そのものは、毎年と言っていいくらい頻繁に何れかの事例で設定として利用されていることに加え、2014年版白書が「第三者承継」にはっきりとフォーカスしていることから、出題可能性は非常に高いと思う。

 

二次試験過去問では、(事業承継というよりは企業再建として)外部の出資を仰いだが経営がうまく行かず、創業家一族が経営に復帰した結果「所有と経営の分離」状態となっているH23年A社、親族への承継が難しく事業売却を視野に入れているH24年D社あたりが参考になりそうだ。

 

どこかの模試で出題されてないかな・・・

 

(自分用メモ)

http://ameblo.jp/k-oobuchi/entry-11402406760.html

http://blog.livedoor.jp/nijishiken/archives/29144303.html

※上記2つのブログではH24年事例4を題材に事業承継の留意点についてまとめている。

 

http://blogs.yahoo.co.jp/compjp10/25646077.html

※上記のブログでは中小機構の事業承継研修について書かれている。H24年事例4への言及もあり。

 

http://ss-net.com/common/succession/keieishoukei0904.pdf

※上記記事では、中小企業診断士が親族外承継について留意点をまとめている。

 

H22年A社も、H21年A社もM&A絡み。H24、H25は違ったので、そろそろか?