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中小企業診断士受験生の備忘録 改め 中小企業診断士の自分用メモ

一次試験から勝手に二次試験出題予想~サービス・マーケティング~(事例2)

今年の一次試験、企業経営理論第29問はフランチャイズ方式およびサービス・マーケティングに関する問題だった(設問数3)。

 

フランチャイズ方式」は二次試験の題材にはなりにくいだろうが、「サービス・マーケティング」については要注意だ。2014年版白書でも、「サービス業の給与所得者数が増加する一方、平均給与は減少している(ちなみに、製造業はその逆)」ことに着目しており、サービス業の付加価値向上は重要テーマに位置づけられるだろう。

 

ただし、出題実績は多くなく、一番取り上げやすそうな事例2でも平成20年の温泉旅館までさかのぼることとなる。そもそも事例3では対象にならないだろうし、事例4では平成24年にやはり旅館が取り上げられたことがあるくらいである。以外なことに?事例1では、純粋にサービス業と呼べそうな業態の出題は過去ない。

 

もっとも、小売業については接客サービスを伴うという点でサービス業と共通する部分も多く、今年の事例2はここ2年とは打って変わって小売業またはサービス業が取り上げられると「勝手に」予想する。

 

ここ2年は、地方の食品製造(小売)業を主役に「農商工連携」色が強い出題だったが、今年は、小売業・サービス業が主役になった場合の鉄板テーマ(インターナル・マーケティング等)をしっかり押さえた上で、白書の事例等を読み込んで、これら業種の成功イメージを具体的に描けるようにしておきたい。