気を付けたいクセ
先日のTBC模試の復習を徐々に始めている。
見当違いな解答こそ少ないものの、解答要素の盛り込み不足がやや目立つため、採点基準によっては半分くらいは簡単に点数を失っている設問がありそうだ。
ここ最近、私の解答は「抽象的結論+具体的説明」という構成を取った上で、前半の「抽象結論」については比較的短文でいったん区切りを入れることが多い。このスタイルは、言いたいことが伝わりやすくなる長所がある反面、前半の「抽象的結論」と後半の「具体的説明」が結局は同一内容の反復に過ぎず、冗長な記述となる危険性もある。本来は二つの論点を半分ずつ記述するべきところ、単一論点に終始してしまう結果、大きな失点につながりかねない。
設問が施策の提案を求めている場合などであれば、「抽象的共通項(方向性や期待効果)+具体的施策列挙」というスタイルもよいが、社長が行った意思決定の狙いを推測するような設問については、なるべく複数の観点から与件に着目して考察するように注意したい。