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中小企業診断士受験生の備忘録 改め 中小企業診断士の自分用メモ

マンパワー模試解説講義で得た気付き

13日(土)は、16,200円を奮発して受験したマンパワー模試の解説講義に行って来た。

出席者なんと6人!の超少人数だったが、講義は収録して動画配信するためか、インタラクティブなものではなかったのが少々残念(ただし、休憩時間の質問等はしやすい雰囲気)だった。

 

受験校に通っていない私にとって貴重な体験だったのは、前週の模試で自分が書いた答案のコピーと、サンプル答案5件(いずれも採点・添削前の状態)が配布され、講義の中で、サンプル答案の講評にかなり時間を割いてくれたことだった。

ライバルがガチンコの80分で解いた手書きの答案に触れることで、数々の気付きを得ることができた。

 

サンプル答案にピックアップされた受験者のプロフィールは不明だが、

・空欄を作ってしまう人が意外と多いこと(とくに事例4)

・概ね読みやすい字で書かれていたが、中には乱雑な印象を与えてしまう文字で書かれた答案もあり、内容以前の問題としてかなり心象が悪いこと

・制約条件にしたがっていない解答や誤字・脱字の類がかなり多いこと(とくに事例4の端数処理等は結構な確率で間違っていた)

などがとくに印象に残った。

 

答案全体としてレベルが低いのかというと、そのようなこともないので、模擬試験とはいえ、80分の制限時間の中で安定した実力を発揮する(少なくとも形式的な部分で不備のない内容にする)ことがいかに難しいかを思い知らされた。

 

私自身はと言うと、マンパワー模試では、形式的なミスはしなかったものの、事例2でよくやりがちな「極めてユニークな解答(他の誰も書かないような解答)」を書いてしまった設問がある。ちなみに、TBC模試については(自宅受験だったので提出答案のコピーが手元にあるが)、誤字・脱字や端数処理のミスを結構やってしまった。

 

本試験の解答用紙は最後まで自分の手元に帰ってくることはないし、採点基準や、設問ごとの得点等もフィードバックされないが、自分が予想外のミスをしてしまう可能性については十分に想定して準備しておく必要があると思った。