PPM
事例2の第1問でPPMが出たのには驚いたが、今にして思えば、
あれにはちゃんとした意図があったのだと思う。
既存事業は結局負け犬に転落し、新社長はかなり大胆に経営資源を入れ替えて
今までとはまったく違った市場で勝負しようとしている。
最初は離反したかに見えた既存顧客の呼び戻しから始めたとは言え、
それだけにとどまっていてはいけないのは設問構造からも明らかだ。
今回のB社に求められているのは、問題児を花形に変える(加えて言えば
その後、容易には負け犬化しない)ための戦略である。
旧社長時代の強みは今回は使いづらいのかもしれない。
インターナルマーケティングに力を入れている様子は伺えるので、
新社長はちゃんと分かっていて、介護スタッフの強みを組織的な強みとして
持続的な優位性を築こうとしている。
だいたいこんな感じの事例だったのかな?
と思うが、試験中はミクロな視点にとらわれすぎてしまった。