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中小企業診断士受験生の備忘録 改め 中小企業診断士の自分用メモ

2013-01-01から1年間の記事一覧

【まとめ】平成25年12月

今月7日(二次試験不合格の翌日)に開始したこのブログも一ヶ月弱。 今回は年末ということもあるが、今後も一ヶ月ごとを目安に過去記事の振り返りを行いたい。 今回は、簡単だが、今後も活用できそうな気づきを列挙してみる。 事例ごとの対策 ・事例3は解答…

学習計画のイメージ

二次試験敗退後、このブログを開設したことも含め、敗因の分析と受験校情報の収集を行ってきた。 試験勉強そのものをまったく行っていないわけでもないのだが、この一ヶ月弱の間、重点を置いてきたのは、いわば「勉強法の勉強」ということになる。 ここに時…

【再現答案】平成25年度第2次試験事例4

事例4 協会評価:B、LEC講評フィードバックサービス:A 自己評価:結果的には事例3のC評価の時点で合格戦線からは脱落していたのかもしれないが、それ以上にショックだったのが事例4のB評価である。ただ、採点基準の一端が垣間見えたと考えれば、来年に向け…

【再現答案】平成25年度第2次試験事例3

痛恨の事例3である。 結果的には、ここで合格者集団から大きく遅れをとることとなった。 事例3 協会評価:C、LEC講評フィードバックサービス:B 自己評価:正直なところ、この事例が得意だったとは言い難い。もっとも、事例ごとの得手不得手がはっきりするほ…

【再現答案】平成25年度第2次試験事例2

再現答案掲載シリーズ第二弾は事例2である。 ここまでは調子よかったのだが・・・ 事例2 協会評価:A、LEC講評フィードバックサービス:C 自己評価:かなりユニークな(笑)解答を書いてしまっていたようで、LECの評価が低かったため、不合格になるとしたら…

【再現答案】平成25年度第2次試験事例1

昨日で、公式行事としては今年の中小企業診断士試験に一区切りついたことになるので、恥を忍んで一日一つずつ再現答案を晒していくことにする。この再現答案は、結構いろいろなところに提供したので、どこかで見かけたらよろしく(?) 事例1 協会評価:A、L…

「出題の趣旨」は意外と使える?

本日、平成25年度中小企業診断士試験第2次試験の最終合格者、統計資料、出題の趣旨が発表された。これで、今年の試験に関する大本営発表は終了となる。 実際に受験してみるまでは、「出題の趣旨」と言っても何だか木で鼻をくくったような説明振りだし、大し…

失敗の原因は内側に求める

少し前に、事例3の第3問で失敗要因を答える際に私が犯したミスについて、詳細は後述する旨の予告を行っていたが、それっきりになっていた。 この問題については、まだキチンと分析ができていないのだが、一つの方向性として、「失敗の原因は内側に求める」と…

因果関係で書く

本日は二次試験対策としても、実際のコンサルティングにも非常に有効と思われる「因果関係で書く」というメソッドについて考える。 その前に、昨日の続きになるが、ある問題に解答する際に盛り込むべき視点は、多いほうがよいのか少ないほうがよいのかという…

多面的に書くことの罠

二次試験を勉強しているとよく聞く言葉(答案作成メソッド)に「多面的に書く」というものがある。おそらくこのメソッドを取り入れていない受験校はないのでは?というくらいの印象があるので、その有効性は広く認められているということだろう。 例えば、平…

今やるべきこと

二次試験の合格発表があった先々週から年末にかけては、各受験校にとっては来年再挑戦する受験生を獲得するための営業活動に熱が入るシーズンだろう。 不本意ながら再チャレンジ組となった私は、これをいい機会と考えて、各受験校のガイダンスになるべく積極…

年忘れ

今週あたりが忘年会ピークだろうか?いよいよ今年も大詰めである。 忘年会というのは、おそらくは日本独特の風習だと思われるが、 「今年一年の苦労を忘れることで来年への活力にしよう」ということなのだろう。 してみると、忘年会で忘れたいのは、何か特別…

事例3の振り返り-その2-

昨日に引き続き、第3問で私が犯した第二の失敗について考察する。 Y社とのOAフロア共同開発事業の失敗の具体的な内容は、与件文によると 「シンプルな機能で軽量化された低価格製品と競合し、販売数量が低迷」 したことである。 C社は競合とは異なって「施工…

事例3の振り返り

今日は評価「C」に終わった事例3の敗因分析。 ネット上に公開されているもの含め、いくつかの再現答案を比較していくうちに分かったこととして、(ある程度予想されていたことだが)事例1や事例2ほどは解答にバラツキはなさそうだ。 よって、平均点が高いと…

二次試験はおっさん不利?

根拠のない自信を持って臨んだ今年の中小企業診断士第二次試験に敗退し、思い出したことが二つほどある。 一つは、『ふぞろいな合格答案エピソード6』だったと思うが、「他人の意見を聞けない人は受からない」といった趣旨の合格者証言、もう一つは、2chだっ…

リバティタワー

二年目に向けた受験校研究として、週末はMMCの講座説明会&体験講座に参加した。 詳細は別途記す機会があるかもしれないが、個人的にひっかかる点があり、こちらに通学することはないと思う。二次試験後の解答速報会でも同じような違和感を感じたため、相性…

慢心~その2~

このブログの初日の記事で、「事例4がかなりひどくても合格している」(情報元:LEC「2次筆記試験合格者の答案を分析!」セミナー)ことに驚いたと書いた私は、その時点では、「第3問のおかげで思ったほど点は取れてないけど、事例4は絶対A評価」と信じてい…

平成25年度中小企業診断士2次試験結果通知

昨日の夜、帰宅すると予想通り郵便受けに不在票が入っていた。 結果通知は前日に簡易書留にて発送との案内だったため、発送翌日の到着ということだ。 結果をいち早く知りたくて、比較的近くにある集配局での受け取り(22時30分以降になるとのことだったが)…

短い文章を積み重ねることで

昨日は、たまたま没後50年だった小津安二郎について語りつつ、いつの間にか文体の話に戻っていた(わざとだよ)。 その流れを受けて、今日は文章の長さについて考えてみる。 小津安二郎の映画的文体として真っ先に思い浮かぶのは、比較的短い固定ショットを…

小津安二郎没後50年

今日は中小企業診断士試験とは直接関係のないお話しでも。 タイトルの通り、映画監督の小津安二郎の命日は1963年12月12日。ちょうど50年前の今日である。 ということで、今日のGoogleトップ画面が彼の代表作「東京物語」をモチーフとしたものに変更されて話…

箇条書き

昨日に続いて文体について考えてみる。 受験校何校かの模範解答を比較すると、複数の文章(あるいは語句)を箇条書き番号(丸数字)で並べるスタイルの文章が多いことに気付く。 最大手のTACこそ事例4のラス問(具体的に「4つのコスト」を順に列挙することが…

型にはめるということ

解答の文章構成の雛型を作っておくということが推奨されている。 個人的には、型にはまった文章が答案の中で反復されることで、稚拙な印象となったり、マニュアル主義的に見えたりしてしまうことが嫌で、このような準備はしなかった。 今にして思うと、多少…

受験校について

一年目の今回は「まずは一次突破に集中&(少なくとも一次は)受験校不要」との判断から、模試や無料セミナー以外では受験校を利用しなかった。 結果、一次は余裕をもってストレートで通過したものの、そこから残された時間は約二ヶ月半。論述式の二次試験は…

慢心

二次試験不合格の原因は一言で言えば「慢心」にあったと思う。 それだけでは精神論で終わってしまうので、慢心が引き起こした具体的な現象について振り返ってみたい。 1)方法論と実際のアクションの不一致 自分なりに考察した結果、何が正解なのかわかりにく…

平成25年度中小企業診断士2次試験不合格

初受験だったが受かる気満々だった平成25年度中小企業診断士2次試験に不合格となった。 例年、午前10時には中小企業診断協会ホームページに掲載されるとのことで、昨日は会社のパソコンからリロードしまくり(俗に言うF5連打)。アクセスが殺到しているのか多…