チラシの裏

中小企業診断士受験生の備忘録 改め 中小企業診断士の自分用メモ

【自宅学習答案】平成24年度第2次試験事例1

昨日で年末年始休暇が終了したが、休暇中に解いた事例の答案を備忘録として晒していくこととする(笑)。

 

昨年の二次試験には基本的にいっさい過去問を解かずに臨んだが、平成24年度の過去問と模範解答、同年度の「ふぞろい~」に軽く目は通していたので、この年度についてはそれなりの予備知識があった点には留意する必要がある。

 

模範解答を「ふむふむ」と読んでいる分にはそれほど難しく感じなかったのだが、80分で与件文・設問文と向き合って解答構成するのは、予備知識があっても中々キツかった。

昨年の本試験には、「初挑戦」「過去問経験なし」「(たった一回だけ受けた)模試絶好調」という怖いもの知らずで臨んだため、解いている最中も「自然体で行けば何とかなるだろ」といった調子で大して緊張もしなかったのだが、一度不合格になった身で解く過去問は、自宅学習であっても気楽に取り組むことはできなかった。

 

「ふぞろい~」等を使った分析については、また日を改めて行うこととし、とりあえずは答案の公開のみとする。

 

---以下、自宅学習答案---

 

第1問
東南アジア等の経済成長著しい地域において、経済特区等の進出環境が整備されてきたこと。
自動車メーカーのグローバル化により、部品メーカーが海外生産体制を強化していること。

 

第2問
A社との関係強化を狙うX社が、Y社に対抗して強力な勧誘を行っていたためと考えられる。X社はT国にも進出し機動的な海外展開を行っているが、Y社は前後工程のパートナーとの調整等に苦慮している可能性がある。

 

第3問
気温や湿度、一回の処理工程で加工する製品の数などの条件が国内とは異っており、データの蓄積とシステムの調整に時間を要したからである。現地従業員に、製品の異常を発見することに対する意識を醸成することにも一定の時間を要したことも理由である。

 

第4問
本社の意向や考え方を伝えたり、現地の技術者を教育する役割を期待する。そのために、経営方針を理解し、かみくだいて説明する能力や、品質保証に対する意識付けのためのコーチング能力を向上させる。

 

第5問
業績目標に偏りすぎず、品質目標に重点を置いた制度設計とするべきである。導入にあたっては、社長自らが意識改革やシステム改善の方向性を示した上で、会社方針と整合性のある目標を評価者との話し合いに基づいて設定し、具体的な行動計画を立案する。

 

---以上、自宅学習答案---