事例探しの旅
「今年の事例4も予想財務諸表作成は必須!」と勝手に予想しているので、そのタイプの問題を探していたところ、今年の「企業診断」8月号にあった!(提供:AAS)
と思って今日の午前中解いてみたら早とちりだったようで、予想財務諸表の作成ではなく、前期と今期のB/SとP/L、今期のC/Fに関する穴埋め問題だった(泣)
財務三表の関連性について理解を問うという意味ではよい問題だが、形式面からすると、一次では出題可能性があるものの、二次ではちょっと考えにくい。
「企業診断」バックナンバーを置いている本屋で確認したところ、ちょうど一年前に予想財務諸表を作成させる演習問題が掲載されていたので、気が向いたらこれを買ってきて取り組むことにしよう。
ちなみに、過去問では(まだやってない)H17で予想財務諸表作成の問題が出たようなので、これは是非やっておきたい。
今日やった問題は、最終問で「中小会計要領」の知識問題が出たりと、「多分それはないだろう」という内容だったため、ちょっと時間がもったいなかった気もするが、せっかくなので、得た教訓を記しておきたい。
(教訓1)「ポカよけ」の仕組みを確立すべし!
計算が比較的簡単で時間も余る事例だったにもかかわらず、ポカミスによる計算問題の間違いが一ヶ所あった。電卓使用可能ということもあり、計算そのものを間違うよりは、計算に使う数値の出所を(うっかり)間違ってしまう可能性の方が高い。どこから持ってきた数値かをマーカー等で明示して、後で見直しやすくしたい。
(教訓2)「端数処理」に注意!
端数処理の仕方について、自分の解答と模範解答でズレがある部分があった。本試験の採点基準について「ふぞろい~」等を使って推定した上で対処方針を決めたい。
(教訓3)「計算過程はどの程度丁寧に書くべきか?」
H23、H24で二年続いた計算過程を書かせる形式はH25でいったん廃止?されたが、H26で復活した場合、どの程度細かく記述するべきか?時間との兼ね合いもあるため、H23、H24の「ふぞろい~」等を使って採点基準を推定した上で対処方針を決めたい。
(教訓4)「NPV算出時の事業CFに注意」
赤字となる年度がある場合、「会社全体が赤字なのか」「対象事業単体が赤字なのか」を混同しないようにしたい。
何だかんだで事例4も過去問がベストの教材のような気がしてきたので、まだ問いてないH13~17分も解いてみようと思う。