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中小企業診断士受験生の備忘録 改め 中小企業診断士の自分用メモ

チラ裏的中情報~海外取引の出題~

勝手に出題予想記事の当たり外れを振り返るシリーズ。

今日は「海外取引」がテーマだ。

 

一次試験から勝手に二次試験出題予想~海外進出~(事例3&4) - チラシの裏

 

これは結果的には、事例3、事例4ともに「当たった」部類と言ってよいだろう。

 

ただし、今回の事例3は「得意先からの随伴要請がない」状況で、C社は海外進出を目指すべきなのかどうか非常に悩ましい。海外云々は別として、X社依存の現状に十分留意した上で記述する必要があったとは言えるだろうから、2014年版白書や平成22年事例3第4問を学習しておくことには大いに意義があったと思う。

 

大した自慢にもならないが、事例4のオプションについては(大穴?扱いではあったが)ズバリ的中した。ただし、あんなに狭い解答欄にした意図がわからず、最小限の字数で表現する方向で対処した結果、思いのほか苦戦したが・・・

 

予想的中と言うよりは、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たると言ったほうが正しいだろうが、自分が記事にした論点はやはり頭に入りやすいので、そういった意味では書いてよかったと思う。

チラ裏的中情報~MBIは出題された?~

試験前の勝手に出題予想記事の結果を検証するシリーズ。

今日は、第三者承継、とくにMBIが出題されたか?について。

 

一次試験から勝手に二次試験出題予想~MBI~(事例1&4) - チラシの裏

 

結論から言うと、MBIは出題されず、第三者承継については(設問には影響してこない範囲の与件文中の設定として)出題されたことになる。

 

事例2の現社長は、前社長との血縁関係はなく、第三者承継のうちの従業員への承継にあたる。前年が次男への承継であったこととは対照的である。

 

ただし、第三者承継固有の留意点等が問われたとは言い難く、強いて言えば、今回の方がよりドラスティックに経営の方針転換が行われた点が特色だろうか。

 

なお、第三者承継に限定した話しではないが、事業承継後に何らかの新しい取り組みを行った企業は、行っていない企業と比べて業績が好調であるという分析(2014年版中小企業白書p.262)もあり、このあたりは与件文の設定としては繰り返し使われる可能性は高そうだ。

 

直接的に試験の成績につながるものではないが、事例企業の状況を把握する上で何らかの役にたつかもしれない。

LECの再現答案フィードバック

多くの受験生が知っていると思うが、LECが再現答案にABCD評価と簡単なコメントを無料でつけてくれるサービスを行っている(事例別の評価のみで総合評価はなし)。

 


2014年ABCD講評フィードバック|中小企業診断士試験 受験生応援サイト|中小企業診断士|LEC東京リーガルマインド

 

所定のフォームから入力しなければいけない手間はあるものの、再現答案作成済であれば簡単に利用できるので、合格発表までの気休めとしては丁度よいかもしれない。ここで提供した再現答案は、LECのセミナーや講座に利用されるかもしれないので、その点は留意が必要だ。

※締め切りは今月いっぱい

 

なお、以前の記事にも書いたことがあるが、昨年のLEC評価・協会評価は

事例1→LEC A、協会 A

事例2→LEC C、協会 A

事例3→LEC B、協会 C

事例4→LEC A、協会 B

ということで、正直あまり当てにならない(笑)

 

今年はというと「オールB」だったので、ちょっと厳しいとは思うが、ほんの少しだけ期待して発表を待ちたい。